ACRO社は2月4日、プレミアムオーガニックスキンケアブランド「ITRIM(イトリン)」の新製品発表会を八芳園で開催した。有用植物成分のパワーを注ぎ込んだ2アイテムを3月20日に発売し、環境ストレッサーに対抗し、凛とした美しい輝きを守る大人のための新習慣を提案する。
一つ目の新商品は、洗顔料「ITRIN エレメンタリー フェイシャルゴマージュ」(天然由来成分95%・100グラム・1万2000円)だ。肌へのやさしさを第一に考え、とろっとしたやわらかなジュレベースに5種の天然植物スクラブを配合しているのが特徴。天然植物スクラブは、サイズ大から順番に、アロエベラ、コンニャク、ライチ、庄内柿、さくらんぼで、従来のスクラブ粒子とはまったく違う質感だ。
アロエベラは、歯肉に保水力のあるムコ多糖類を豊富に含み、肉厚な多糖体ジェルで構成されている植物。その歯肉を細かく粉砕し、凍結乾燥したソフトスクラブは、刺激が少なく高保湿の特徴がある。
コンニャクは、コンニャク芋から特殊な精製法でつくったコンニャクマンナンスクラブ。弾力感がある粒子は、肌をやさしくマッサージするのに適している。水を含んでやわらかく膨らみ、古い角質や毛穴の汚れを吸着する。
ライチは、楊貴妃が好んで食したと言われるもの。種子はレイシ核と呼ばれ、中国では古来健康に役立てられてきた。その種子を粉砕した粒子のパウダーは、余分な角質をやさしく取り除く。
山形県産の庄内柿の果肉や果汁からつくられたパウダー状スクラブは、美肌作用と穏やかなスクラブ作用が期待できる。サクランボは、同県産の紅さやかの果肉や果汁を使ったパウダー状スクラブ。紅さやかは、高濃度のアントシアニン、ルチンなどのフラボノイドが豊富だが、食用にならず受粉樹として用いられるため廃棄される運命にある果実である。
植物の果肉や歯肉からなる球状の粒子は、ざわつきや刺激を感じさせない弾力のあるソフトな質感で、さまざまな汚れをやさしくきれいに取り除くのが特徴である。
また、肌の凹凸をなめらかにすることで、次につけるスキンケアやフェンデーションなどの密着が高まる。有用植物成分を配合し、肌の汚れを取り去るだけでなく、うるおいを与え、トリートメントしながら肌を引き締める効果も期待できる。さらに、微粒子のレッドクレイを吸着成分としてジュレベースに配合。くすみの原因となる毛穴の汚れや古い角質などをしっかり吸着する。
もう一つは、日やけ止め乳液「ITRIM エレメンタリー フェイシャルプロテクション」(天然由来成分97%・80グラム・1万2000円・SPF45・PA++++)である。肌にダメージを与える環境ストレッサーであるUVA、UVB、近赤外線、ブルーライト、汚染物質(排気ガス、PM2.5など)によるダメージからすっかり守る保護力を追求している。
キー成分は、多機能で、強力な働きを持つオオグルマギクエキス。和名をオオグルマというキク科の有用植物で、中国名は土木香、ヨーロッパではエレカンペインと呼ばれている。同エキスの有用性は、世界でも古くから認知され、広く活用されてきた。そしてサポート成分として、ヒマワリエキスとヨーロッパキイチゴシードオイルを配合。淡いピンク色が気になる肌のムラを補正しつつ、有用植物成分の効果でダメージを受けやすい日中の肌をうるおいで満たし、本来のハリと透明感を守る。