ライオンは3月6日、解熱鎮痛薬「バファリンライト」(第2類医薬品・20錠・650円)を発売する。特徴は、効き目ひかえめ(バファリンAに比べて鎮痛成分が少ない処方)で、体のことを考えていることだ(胃を守る成分を配合した処方)。

3月6日発売の解熱鎮痛薬「バファリンライト」(第2類医薬品・20錠・650円)

同社によると、15 歳以上の男女で、頭痛や生理痛のある人は4割いる。しかし、痛みがあっても解熱鎮痛薬の服用を我慢している人は多く、「我慢したあとで服用する(48%)」人や「我慢して服用しない(32%)」人がいた(16年ライオン調べ)。

痛みがあると家事にも影響があり、 82%が「簡単な調理メニューになる」「品数が減る」など料理の内容が普段に比べて変化すると答えたほか、掃除(76%)や洗濯(61%)なども、あまり行わなくなることがわかった。 また、仕事においても「周囲への気遣い」や「笑顔」が減ることが明らかになった(18年ライオン調べ)。

そこで同社は、頭痛や生理痛を我慢している人が明るく元気に過ごすことを応援することを目指し、効き目がひかえめで、体のことを考えた処方の解熱鎮痛薬「バファリンライト」を発売。1回服用量中のアセチルサリチル酸量を「バファリンA」の3分の2に抑え、胃粘膜保護成分「乾燥水酸化アルミニウムゲル」配合で、胃に被膜を形成して胃粘膜を保護。眠くなる成分を含まず、ノンカフェインである。