フマキラーは10月10日、2019年度園芸政策共有会を幕張メッセ国際会議場2階で実施した。18年の家庭用園芸市場は7月、8月の猛暑と豪雨の影響で前年比98%の319億円と微減となる見通しだ。4月までは前期比108%と好調だったが、それ以降の気候要因が押し下げた。その中でも同社のカダン園芸薬品市場は昨年対比104%と市場を大きく上回る予想だ。
園芸用品市場の中でも園芸用不快害虫商品が前期比101%の40億円と市場規模は拡大している。そこで、同社は「庭活」をテーマに、付加価値型の新製品「カダンお庭の虫キラーダブルジェット」「根まで枯らす虫よけ除草剤プレミアム」などを提案。家庭用園芸の新規ユーザー獲得と既存顧客のヘビーユース化を図る。