■東京五輪がもたらす経済効果は大きい
2020年の東京オリンピック開催まで残り2年を切った。だがそれはあくまでも通過点に過ぎない。真に求められるのは大会後を見据えたレガシー（成長基盤）の構築だ。1964年に行われた東京大会が戦後復興を世界にアピールし高度成長の礎を築いた。今度の東京オリンピックは、世界最大のスポーツの祭典と同時に、日本文化・ブランドを世界に情報発信する貴重な場。日本が誇る「技術」や「サービス・品質」、「安心・安全」を武器に新たな需要を創造する好機となっている。
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