資生堂のポスター「Makeup Tools」は、5月7日にアメリカ・ニューヨークで開催された広告賞「ニューヨークADC賞」において、Brand / Communication Design部門で金賞、Advertising部門で銀賞を受賞した。

「ニューヨークADC賞」は、1920年に創立されたアート・ディレクターズ・クラブ(ADC)が、商業広告やデザインを美術品と同様の評価軸で表彰する世界で最も歴史のある広告賞である。長年にわたり各国のデザイン・広告関係者の注目を集め、世界のアートディレクターが目指す広告界をリードする賞の一つだ。

資生堂クリエイティブ本部のアートディレクター花原正基、フォトグラファー伊東祥太郎によるポスター「Makeup Tools」は、このほか5月9日に開催された世界三大広告賞のひとつである「THE ONE SHOW」のDesign部門で銅賞、4月26日に開催の英国において最も権威のある広告賞「Design & Art Direction (D&AD)」のCrafts for Design部門でWood Pencil(ブロンズ相当)の受賞を果たし、世界の名だたる広告賞において高く評価された。

なお、花原は日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が、今後の活躍が期待される有望なグラフィックデザイナーに贈る2018年度の「JAGDA新人賞」にも選ばれている。