人事制度の刷新、有期雇用契約の正社員化、女性起業家支援、スポーツ支援――。ちふれ化粧品の変革のための施策、社会貢献が活発になっている。企業価値を測る物差しは、社会との向き合い方も含まれる。同社の原点は、美しくなりたいと願う全ての女性の気持ちに寄り添う「高品質・適正価格」。それを2018年に誕生50周年を迎える「ちふれ」ブランド、27年目のプレステージブランド「綾花」は守り続け、ちふれ化粧品の社会的価値を支えている。しかし、ここにきて、同社の業績は右肩上がりに上昇。「ちふれ」ブランドは強みであるスキンケアに加え、メイクアップのファンが若年層に拡大。口紅(詰替用)は、18年3月期約20%増を見込む。これまで以上に事業規模に見合う社会との関わり方が問われるなか、現代社会で不可欠な存在になるためのチャレンジが動き出した。同社人事担当者は次のように話す。

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