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本物を追うモノづくりに注力

佐賀県唐津市呼子町に新名所が生まれた。2025年10月19日、ホリスティックケアブランド「THREE」が自社農園で育てたハーブを精油に蒸留する「THREE Aroma Distillery(THREE呼子蒸留所)」を設置した。呼子朝市通りに面する古民家を改装した蒸留所で、オリジナルの精油蒸留器と精油の研究ラボを置いた。蒸留所見学に加え、限定アイテムの販売や季節ごとの体験イベントを開催しているのだが、オープン初日の来場者数は約400人。いまも休日が約150人、平日が約50人で、地元の人々の間でも話題になるほどだ。「THREEの真骨頂は国産精油のポテンシャルを生かすこと。THREE呼子蒸留所を最大限に生かし、自分たちの手でお客さまの期待を越える半歩先の価値を生み出していきたい」とTHREEホリスティックリサーチセンター(HRC)の佐井賢太郎センター長は意気込んでいる。

THREEの蒸留所建設は、コロナ禍の苦境がきっかけだった。トレンドの変化を先読みし、消費者の気持ちをつかむメイクアップを生み出し、ヒット商品を連発。だが、外出自粛やマスク着用の常態化により、メイク需要が激減。THREEはホリスティックケアの価値創出のプロセスの見直しを図った。

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