中野製薬は、FIT非化石証書を購入し国内非生産系拠点における使用電力の100%再生可能エネルギー化を実現した。
2030年カーボンニュートラル達成に向けた取り組みの一環として、今年から京都本社、東京支店、福岡オフィス(以下:非生産系拠点)における再生可能エネルギー化の取り組みを始めているが、この度、非生産系拠点における使用電力のCO2排出量を削減する目的で、排出量の可視化サービスを提供するe‐dashからFIT非化石証書を調達し、それを活用して電力の100%再生可能エネルギー化を実現。
今後は生産拠点のカーボンニュートラルの実現に向けて推進し、展開しているすべてのチャネルにおいて商品のカーボンオフセットを目指すことで、社会と顧客に貢献していく考えだ。
FIT非化石証書は、非化石電源(化石燃料を使用しない発電方法)で発電した電気から、二酸化炭素を排出しないという「再エネ価値」を取り出して、証書の形にして売買を可能にしたもの。再エネ価値取引市場から非化石証書を購入することで、使用電力の再エネ化が可能となる。
e‐dashは、e‐dash株式会社が手掛けるCO2排出量の可視化・削減サービスプラットフォーム。電気やガス等のエネルギーの請求書をアップロードするだけで手間なく可視化ができるScope 1・2排出量の算定機能に加え、Scope 3排出量の効率的な集計管理を提供している。また、排出量の可視化に留まらず、CO2排出量の削減目標の設定支援や削減施策の検討、実行支援も手掛け、一気通貫での取り組みをサポートしている。