アンファーの「スカルプDまつ毛美容液」シリーズが7年ぶりにリニューアルし、「使い続けることで強いまつ毛」に導く商品設計で生まれ変わった。3月13日から発売を開始し、同日に都内で発表会を開催した。
まつ毛美容液を含むトリートメントマスカラ市場は21年と23年の比較で134%の勢いで伸長している。近年、高年齢層向けブランドやインフルエンサーのブランドが売り上げを拡大。“伸びる”“生える”といった訴求が目立ち、まつ毛ケア商品の選択肢は広がっている。
「スカルプDまつ毛美容液」シリーズは、アンファーの頭髪研究の知見のもと、12年に誕生し、23年9月に累計出荷本数1000万本を突破。今回のリニューアルでは、生活者がまつ毛美容液に求めるニーズとして、「まつ毛を伸ばすこと」に次いで「傷んだまつ毛をダメージケアできること」の割合が高いことに着目した。
「毎日のビューラーや目元のメイク落とし、目をこするなど、毎日の生活でまつ毛にかかる負担は年間800キロと言われています。そこでお客さまが求めるダメージケアのニーズに応えるため、『毎日使い続けて強いまつ毛を目指す』まつ毛美容液としてリニューアルしました」(アンファーの皆川みゆブランドリーダー)
ラインアップは、まつ毛美容液が、毛髪補修成分と独自開発のモイストナノカプセルを配合してまつ毛ダメージをケアする「スカルプD アイラッシュセラム ピュア」(6ミリリットル・1780円)と、毛髪補修成分を4倍配合して内側からも外側からもWでダメージケアできる「スカルプD アイラッシュセラム プレミアム」(4ミリリットル・3560円)の2種類。
マスカラは「スカルプD マスカラ ボリュームアップ(ディープブラック)」「スカルプD マスカラ ロングロング(ナチュラルブラック、モカブラウン)」(各6グラム・各1980円)の3種類。
アイライナー「スカルプD アイライナー」(0.43ミリリットル・1730円)は、リッチブラック、ナチュラルブラウンの2色をそろえる。あわせて眉毛美容液「スカルプD アイブロウセラム ピュア」(2ミリリットル・1780円)もラインアップする。
トークセッションでは、タレントの菊地亜美、お笑いコンビ・紅しょうがの稲田美紀と熊元プロレス、形成外科医の金沢雄一郎氏が登壇。まつ毛の悩みについて「花粉症で目をこするので、まつ毛の量が左右で違う」(菊地)、「30歳を超えて、まつ毛の量が減った」(熊元)、「まつエクをしているが、まつ毛が短く細くなった」(稲田)と話し、金沢氏がまつ毛が伸びる仕組みについて解説した。
「スカルプDまつ毛美容液」を1カ月間試した菊地は「毎日朝晩使い続けたら、まつ毛が根元からしっかり伸びて、密集度が高くなった。まつ毛が元気になり、まつ毛パーマの持ちも良くなった。使い続けて変化を実感してほしい」と製品の良さを伝えた。
月刊『国際商業』2024年05月号掲載