伊勢半の眉メイクブランド「ヘビーローテーション」は、中高生の眉毛デビューを応援するイベント「眉毛ホームルーム」を立ち上げた。第1弾を東京・品川区の青陵中学・高等学校で7月13日に開催。約30人の中高生がタレントの井上咲楽とともに眉メイクにチャレンジした。

イベントの冒頭で青陵中学・高等学校の青田泰明校長は、「これからの時代は、男女ともに眉毛を整えるのが当たり前になります。今日はSDGs部の生徒に集まってもらいましたが、多様性を意識するきっかけにしてください」と挨拶した。

伊勢半コミュニケーション本部広報宣伝部の中村泉貴副主事は、アイブロウ眉マスカラ市場でナンバーワンのブランド「ヘビーローテーション」について説明した後、全国の高校生200人に眉メイクに関する調査を実施し、その結果を紹介した。

高校生の半数は眉メイクを行っているものの、自分の眉毛に自信があると答えた高校生はわずか3割。また、眉毛を整えること以外に、眉毛が濃いことが悩みに挙がっている。「眉毛を薄くできる眉マスカラは、ぴったりのアイテムです。今日のイベントが自分の眉毛に自信を持つきっかけになるとうれしいです」(中村副主事)と伝えた。

続いてタレントの井上咲楽が登場し、「学校で眉毛のイベントを開催するのは珍しいですね。私は眉毛で印象がガラッと変わることを日々実感しています。眉毛の先輩として、(メイクの楽しさを)お伝えしたいと思います」と挨拶。ヘアメイクアップアーティストの石川ユウキ氏とともに、「ヘビーローテーション」を使って眉メイクレッスンを行った。

石川氏が伝授した眉マスカラのメイクのポイントは4つ。①色を選ぶ②つきすぎないように、眉マスカラをティッシュにくるんで軽くスッと抜く③毛を逆立てるようにつける④毛流れに整える。このポイントに沿って、生徒たちは眉メイクにチャレンジ。お手本として、石川氏にメイクをしてもらった男子生徒は「眉毛をいじったことがなかったけれど、印象が変わりました。すごいです」と驚きの表情を見せ、井上も「垢抜けた印象になった!」と絶賛していた。

質問タイムでは、学生から「眉毛を変えて、男性からアプローチはありましたか?」と直球の質問が飛び、「ありました(笑)。眉毛を変えて、気持ちが変わったからかもしれません」(井上)と答えていた。

イベント終了後に感想を問われた井上は、「生徒さんたちが眉毛メイクをして、鏡を見ている時に、会場の雰囲気が一気に明るくなりました。メイクの力でこんなに変わるんですね」と語っていた。

伊勢半の中村副主事は「学校で開催することにこだわりました。イベントの趣旨にご理解いただける学校と出会えたおかげです。生徒さんたちの笑顔が素敵で、眉メイクを楽しんでくれたと思います」と話していた。同社は今後も若い世代にメイクの楽しさやメイクの力を伝えていく考えだ。

「ヘビーローテーション」では引き続き、特設サイトで「眉毛ホームルーム」を実施してほしい学校を募集している。
特設サイト: https://www.isehan.co.jp/heavyrotation/feature/eyebrow_hr/

月刊『国際商業』2023年09月号掲載