英国で「ヴィーガン」であることは、ライフスタイルすべてにおける選択だ。動物由来の食品(肉、魚、卵、乳製品、蜂蜜など)を食べないだけにとどまらず、革靴も履かず蜜ろうを使ったキャンドルは買わない。英国ヴィーガン協会の調査によると、ヴィーガンになった動機には「動物の虐待や搾取はよくないと思ったから」という答えが最も多く、ついで「畜産が環境に与える負荷への懸念」が続く。「植物ベースの食生活は健康に良いから」、という理由は3番目でしかない。
当然、彼らはヴィーガン製品を使用する美容サロンを選ぶ。同協会によると英国のヴィーガン人口はこの10年で15万人程度から200万人以上に増えたとされ、ヴィーガンやベジタリアンでなくても植物由来の製品の方が好ましいと考える人も含め大きな需要へと膨らんだ。
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