カフェのドリンクからスマホで受け取る情報まで、さまざまなものが個人に合わせてパーソナル化される現在、コスメや洗剤もその例外ではない。シャンプー、コンディショナー、家庭用洗剤……とあらゆるものが個人の体質や好みに合わせて自分で調節できるようになってきている。
例えば、オランダ発のライフスタイルブランド「リチュアルズ（Rituals）」は、店内にシャンプーとコンディショナーを個人の髪質に合わせてカスタマイズするコーナーを設けている。同社は、日本の禅や中国の風水など、アジアの文化からインスピレーションを得て生まれた独自の香りが特徴の商品を提供しており、店内は高級感のあるオリエンタルな雰囲気。その一角、10本の金色のボトルが逆さになってくるくると回っているディスプレイが目を引く。
リチュアルズのヘアケアコーナー。金と黒を基調としたディスプレイが高級感を漂わせる（筆者撮影）
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