ライオンは、日本郵政不動産が東京都台東区蔵前一丁目において開発した「蔵前JPテラス」に本社の移転を完了し、4月3日にグランドオープンを迎えた。
同社グループは、「より良い習慣づくりで、人々の毎日に貢献する (ReDesign)」をパーパス(存在意義)としている。新しい習慣への気づきや共創を促すため、これまで東京エリアにあった四つのオフィスを集結し、環境にも配慮した新たな本社ビルを誕生させた。
新本社設計にあたって、社員が「リアル(新本社)やテレワークで働くことを自ら選択することが生産性向上につながる」という考えのもと、三つのコンセプトを設定した。
【自ら選ぶ】
社員一人ひとりがアクティブに選択し、ベストパフォーマンスが発揮できること
【つながる】
社内外のつながりを強化、イノベーション誕生を促進すること
【ワクワクする】
働く人の気持ちが高まると同時に、快適であること
Activity Based Working（アクティビティ・ベースド・ワーキング：目的や業務内容に合わせて、自由に働く場所や時間を選択できる働き方）をもとに、フロアを構築。共創だけでなく、社員の健康も考えた設計となっている。
また、当ビルは空間構成、取り組み等が評価され、建築物の総合的環境性能とともにウェルネス性能の認証を行う「CASBEE-スマートウェルネスオフィス」認証の最高ランクである「Ｓランク」の認定を受けている。
