P&Gのオーラルケアブランド「Oral-B by Braun」は、「歯科健診受診でオーラルB電動歯ブラシが最大無料になるキャンペーン」を3月1日から開始する。政府が昨年発表した歯科健診義務化の検討開始に先立ち、定期的なプロケアと質の高いセルフケアの両輪を先導していく取り組みだ。

同日に都内で発表会を開催。P&Gインターナショナルオペレーションズオーラルケアアジア担当の大川正樹ヴァイスプレジデントは、日本のオーラルケアの現状について、毎日2回以上の歯磨きをする人が8割に達する一方で、歯周病の罹患率が7割に及んでおり、歯科医院に定期的に通う人も14%と少ない現状を報告。「定期的なプロケアと質の高いセルフケアの両輪を社会全体で促進したい」と新しい取り組みの狙いを話した。

トークセッションでは、タレントのわたなべ麻衣、お笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇とシュウペイ、医療法人社団真健会理事長で歯科医師の若林健史氏、P&Gジャパンオーラルケアブランドディレクターの長村汐乃氏が登壇。若林氏は「歯磨きの回数だけでなく、どんな道具を使って磨くかが大切です。手磨きでは磨き残しがあります」と指摘。長村氏はオーラルBの電動歯ブラシについて「世界の歯科医師に最も推奨されているブランドで、圧倒的な歯垢除去力が特徴です。丸い形のブラシが1本1本の歯を包み込んで回転するため、歯の際まで磨くことができます。プロのケアをするように、自宅で質の高いセルフケアを行っていただきたい」と説明した。

続いて松陰寺がオーラルBと手磨きそれぞれで左右の歯を磨き、デモンストレーションを実施。プラークチェッカーで磨き残しを確認すると、手磨きで磨いた箇所は歯垢が残っているのに対し、オーラルBで磨いた箇所は歯の際まできれいに歯垢が除去された。オーラルBを体験した松陰寺は「歯にフィットして、すごく磨かれている感じがします。想像以上につるつるになり、驚きました」と感嘆していた。

イベントの最後に歯磨きで心がけたいことを問われると、わたなべは「これから歯磨き習慣をアップデートします。セルフケアがきちんとできれば、プロにも自信を持って見せられる」と話していた。

「歯科健診受診でオーラルB電動歯ブラシが最大無料になるキャンペーン」は、オーラルBの歯ブラシ本体と替えブラシを購入した人が対象。歯科健診を受診した応募者全員に対し、電動歯ブラシ本体が最大無料になるキャッシュバックキャンペーンを実施する。対象購入期間は3月1日から6月30日。応募期限は10月31日まで。

月刊『国際商業』2023年05月号掲載