シャボン玉石けんは、社名である「シャボン玉石けん」が、一般社団法人日本ネーミング協会が選定する「日本ネーミング大賞2022」において、一般部門4(店舗・不動産・商業施設・屋号・社名)の優秀賞を受賞した。

授賞式での爆笑問題の太田光(左)とシャボン玉石けん森田隼人代表取締役社長 

「日本ネーミング大賞」は、ネーミングの重要性を広く社会に発信することで、ネーミングの質と価値の向上を図り、生活文化をゆたかにし、産業の発展に寄与することを目的に、賞賛すべき優れたネーミングを選出・表彰するアワードだ。

シャボン玉石けんは、「健康な体ときれいな水を守る。」という企業理念のもと、1974年より人にも自然にもやさしい無添加石けんの製造・販売を行っている。今回、その社名がシンプルで時代を超えて愛され続けるネーミングであること、石けん業への強い信念が込められている点が評価され、一般部門4(店舗・不動産・商業施設・屋号・社名)にて優秀賞を受賞した。審査委員を代表して特別顧問の太田光代が、「シャボン玉という言葉はわくわくするネーミング」「石けんとともに歩んでいこうという気迫を感じた」「社歴を見たら紆余曲折で涙なしには読めなかった」と講評した。

シャボン玉石けんでは、今後も先代社長・森田光德氏の思いを胸に、企業理念「健康な体ときれいな水を守る。」の実現に努めていく。

審査委員コメントおよびシャボン玉石けん受賞コメントは以下の通り。

■審査委員コメント

・「シャボン玉+石けんというシンプルなネーミングは、10年、100年先、今以上に評価されるネーミング」

・「いたって平易な名前だからこそ愛されつづけている」

・「新しい価値があえて今の時代で(このネーミングに)生まれてきている」

50年近く無添加で商品作りを続けてきた、石けん業への信念がネーミングに込められている点も評価された。

■シャボン玉石けん受賞コメント

「シャボン玉石けん」の社名は先代社長・森田光德がネーミングに頭を抱える中、好きなお酒を一杯ひっかけてお風呂に浸かり、ふと息を抜いた瞬間に生まれました。中国の言葉で「三多三上」という、良い文章を書くためには多くを読み、作り、推敲すること、そして馬、枕、厠の上が閃きに最適な場所という言い伝えがあります。「シャボン玉石けん」を閃いた光德はこれに湯舟の中とほろ酔いの中を加え「三多三上二中」とアレンジし、様々なアイデアを生み出してきました。アイデアは企画者の熱い想いと様々なインプットのもと思考を巡らせ、ふと息を抜いた時に生まれるものも多く、そこに発想の面白さ、楽しさがあると思います。この度は、数々のネーミングの中からシャボン玉石けんの社名が栄えある賞をいただき、大変光栄です。社員一同、喜んでおります。今後も光德の思いを胸に、企業理念である「健康な体ときれいな水を守る。」の実現に努めて参ります。