ル​イ・ヴィトンは、パーソナライゼーションの真髄(こころ)を不朽のものとし、メゾンのインハウス・マスター・パフューマー、ジャック・キャヴァリエ・ベルトリュードと共に、フレグランスにおけるメイド·トゥ·オーダー サービス「オート・パフューマリー」をスタート。このたび、日本でのサービス受付を開始した。

すべてのはじまりは、香水や皮革製品の産業が古くから栄えた南仏グラースに佇む、ジャック・キャヴァリエ・ベルトリュードのクリエイティブ アトリエ「レ・フォンテーヌ・パルフュメ」。2012年以来、メゾンのために至高のフレグランスが調香されてきた場所だ。1854年の創業からルイ・ヴィトンのDNAに深く根差してきたスペシャルオーダーの伝統に倣い、お客の要望に応じてパーソナライズした唯一無二のフレグランスを生み出すために、メイド·トゥ·オーダー サービスのアトリエを新たに開設する。

「私のクリエイティブ アトリエで作られる唯一無二のフレグランスをお客さまに纏っていただければと考えました。私にとって、このメイド・トゥ・オーダー サービス『オート・パフューマリー』は、メゾンの本質を象徴します。なぜなら、究極のパーソナライゼーションは、常にルイ・ヴィトンの中心にあるからです」とベルトリュード氏は語る。

オーダーメイドの香りをつくるにあたって、お客の香りのポートレートを作成することとなる。ベルトリュード氏は、お客の嗜好、想い出、ライフスタイル、香りの習慣にいたるまで、あらゆるカウンセリングを行う。そのプロセスの中で、ジャックとお客との間に本物かつ親密なコラボレーションが実現するのだ、とルイ・ヴィトンは説明する。

この特別なコンサルテーションの後、ジャックはグラースにある自身のアトリエ「レ・フォンテーヌ・パルフュメ」で調香をはじめ、数種類の配合を考案。そのために、世界の隅々にまで赴いて手に入れた最高級の原料を厳選し、そのお客のパーソナリティに最もマッチした香りの変化を生み出すこととなる。その後、微細なディテールにいたるまで香りのニュアンスを洗練させ、まさしくオーダーメイドの調合を完成させるのだ。

このフレグランスの配合が最終決定するまで、数ヶ月の期間を要する。その後、「レ・フォンテーヌ・パルフュメ」の中心に設けられたメイド・トゥ・オーダーのフレグランス専門の新たな空間「アトリエ・ダール」において、手作業で調合される。

一方、フレグランスを収納する専用トランクは、ルイ・ヴィトンのすべてのスペシャルオーダー品が生み出される歴史的なアニエールのアトリエで製作される。

このパーソナライズできるユニークなトランクは、100mlボトル4本、200mlボトル3本、100mlトラベルケース1個、トラベルスプレー1個、レフィル16本を収納。

ルイ・ヴィトンのすべてのフレグランスと同様に、メイド・トゥ・オーダー サービス「オート パフューマリー」には、リクエストによるレフィルサービス*が提供され、フレグランスを販売するルイ・ヴィトンの一部店舗にてご利用いただけます(*日本ではレフィルサービスの取扱いはなし)。

こうして作成されたそれぞれのお客専用の配合は、「レ・フォンテーヌ・パルフュメ」にあるルイ・ヴィトンのアーカイヴで永久に記録として残るため、香りのシグネチャーは、永遠のものとなる。