ライオンは、プラスチック資源循環への取り組みの指針として、「ライオングループ プラスチック環境宣言」を同社ウェブサイト(https://www.lion.co.jp/ja/company/governance/policies/plastics-environment.php)で公開した。宣言概要は以下の通り。

〈2050年目標〉
・事業で使用した プラスチック資源を回収・再生・事業 活用する「循環し続けるプラスチック利用」の実現
〈2030年目標〉
・石油由来 プラスチック使用率を 70% 以下、つめかえ品比率 50% 以上
・日本において先進的なリサイクル取り組みを拡大し、企業連合でのリサイクルインフラを構築

同社グループは、「サステナブルな地球環境のための取り組み推進」を重要課題と位置づけ、持続可能な社会と事業の発展の両立を目指している。プラスチック問題については、「LION Eco Challenge 2050」において、重点的に取り組む課題の一つに掲げ、使用するプラスチックは最小限とすること、使用したプラスチックは すべてを回収し再生することを目指し、課題解決にチャレンジしている。

また、2021年2月に中長期経営戦略フレーム「Vision2030」を定め、「次世代ヘルスケアのリーディングカンパニーへ」を経営ビジョンとして掲げた。その経営ビジョン実現に向けた経営戦略の一つに、「サステナビリティ重要課題への取り組み」を設定。今後も持続可能な社会と事業の発展の両立を目指し、「資源循環型社会 」の実現に貢献していく考えを示す。