廣田純子(ひろたじゅんこ/ホットペッパービューティーアカデミー研究員)
プロフィール●1999年リクルート(現リクルートホールディングス)入社。スクール情報誌の広告営業、アルバイト・中途採用メディアの広告営業、旅行情報事業の人事を経て、2012年よりホットペッパービューティーの代理店・営業統括業務に従事。2019年4月より現職。
ホットペッパービューティーアカデミーが2015年に調査を開始した「訪問理美容サービスに関する利用実態調査」。19年より毎年の調査へと移行しているが、コロナ禍で訪問理美容サービスの利用者の環境が一変。利用意識、利用メニューにおいて変化がうかがえる結果となっている。35年には人口の3分の1が65歳以上になり、訪問理美容の利用者が増えることが見通されるが、そこに至るまでには社会環境も変化し、それに伴って訪問理美容サービスの在り方も変わっていくだろう。コロナ禍で実施した調査からは、変化をとらえ対応するためのヒントがありそうだ。
感染リスク低減の観点から在宅利用が増加
被介護者のサービスプログラムを計画・管理するケアマネージャーおよび自宅で介護サービスを受けている被介護者、あるいは介護するご家族を対象に、昨年10月に実施した「訪問理美容サービスに関する利用実態調査」では、引き続きコロナの影響を反映した結果となりました。
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