コロナ禍でも堅調な成長を見せる

「Kコスメ」として長く日本でその存在感を高めてきた韓国コスメだが、コロナ下でもその勢いは増している。ポップカルチャーをフックに韓国への憧れが強い若年層を中心として、着実にファンをつくり上げて成長を続けてきたが、今ではその母親世代までファンを広げ日本での化粧品カテゴリーの一つとして定着している。

韓国コスメの主な買い場の一つであるEC(Eコマース=ネット通販)も高い伸びを見せている。例えば、日本の三大ECプラットフォームの一つ「楽天市場」では、2021年の韓国コスメの売り上げは前年比400%を超える月もあった(Nint調べ)。後発であるECプラットフォーム「Qoo10(キューテン)」でも好調だ。10年ほど前に日本に上陸し、3年前に米国を本社とする「ebay(イーベイ)」の傘下となったときから韓国コスメの公式ショップを多数出店。売り上げを大きく伸ばしている。同ECサイトの売上高は非公開だが、構成比を見ると6割が化粧品や美容機器などのビューティーカテゴリーだ。さらにそのうちの1位が58%を占める韓国コスメ。続いてコンタクトなどを含む日本製のコスメが35%、台湾・中国・香港などのアジアコスメが1%未満となっている。成長率を見ると韓国コスメの隆盛はさらに顕著で、キューテン全体の21年成長率(前年同期比)が40%弱であったのに対し、韓国コスメ単体では91%の伸びを見せている。

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