サンスターが、プラスチック使用量削減に向けてレンゴー社と共同開発した「景品付き紙製首掛けPOP」が、日本包装技術協会主催の「2021日本パッケージングコンテスト」で「POP・店頭販売包装部門賞」を受賞した。
従来、販売促進活動の一環として、ガム・デンタルリンスに歯間ブラシを封入したプラスチック袋をかけた製品を販売してきたが、この度、プラスチック袋の代わりにFSC森林認証紙を使った「景品付き紙製首掛けPOP」を開発。2021年1月よりこの紙製POPへ切り替えたことで、今年度で5.6トンのプラスチック削減を見込んでいる。
さらに、接着剤やテープを使わず折り込んで組み立てる仕様にしたことでコストの大幅削減も実現した。このPOPは首掛け部分に半円状の突起をつけることで輸送時の脱落を防ぐとともに、さまざまなサイズのボトルに使用できる仕様となっている。
サンスターは引き続き、環境に配慮した企業活動を実施していく考えだ。