Twitter社は、Twitterユーザーの2020年のコスメに関する調査・分析を発表した。

2020年のオーガニックツイート量について、スキンケアは前年比28%増の380万件、コスメについては、同16%増の960万件になったと報告。

またTwitter利用者の傾向として、非利用者に比べ、ECをうまく生活に取り入れており、その対象はコスメにも及んでいる。中でも、特に「パック」「美容液」「アイシャドウ・アイブロウ等」といった、マスク生活の肌悩みやアイメイクについては、ツイート量と共にEC購入金額が増加しているということがわかった。

これらのアイテムについて投稿しているツイートを独自に分析したところ、それぞれ以下のような特徴が見えてきた。

例えば、美容液。ここでは肌あれや乾燥、ニキビなどに関する内容が多く、値段を含め、購入やおすすめ情報など、購入検討意欲が高いことがわかる。さらに、購入後の感想などもシェアしており、これを見た他のTwitterの利用者の消費意欲を高めることにもつながっているかもしれない。

美容液に関連する投稿では、「#コスメ垢さんと繋がりたい」「#美容好きな人と繋がりたい」などといった、人とのつながりを求めるハッシュタグも急増。コロナ禍でリアルの交流が減る中で、その代替をTwitterなどのSNSに求めていることがわかる。

「パック」では、マスクやすっぴんになることが多い事への対策として、おこもり美容などの自分に向き合う美容、ケア方法などの内容が多い。

この二つのアイテムで共通しているのが、「オーガニック」「韓国コスメ」「炭酸」というワードだ。肌や自然に優しいイメージのオーガニックアイテムや、炭酸を利用した美容液、パックといった高い効果が見込めそうなアイテムへの関心が高まっているという傾向が見て取れる。

スペシャルケアでのスキンケアに消費者の意識が向く一方で、アイメイクへの関心もまた高まっている。

目元の色や目の特徴に着目したり、上手にアイラインを引く、小顔に見せるマスクメイク、目元だけで血色良く健康的に見せるなど、技術に関する内容も多くツイートされている。

面白いのは、プロによる施術に関するツイートも多くなっていることだ。マスクを着用することで呼気による湿気が目元に影響を与え、ビューラーなどで上げるまつげのカールが取れにくいというのはコロナ禍でよく見かけるようになった悩みの一つ。こうした悩みや、目元への意識の高まりが、「まつ毛パーマ」や「眉カラー」「ワックス脱毛」など、自分ではできないプロの技術に対するツイートも増加している背景だろう。

Twitter社は「今後、Twitterをきっかけとしたコスメの会話や情報共有がますます増え、新しいメイクへのチャレンジなど、コスメの楽しみ方が広がりそう」とコメント。コロナ禍で、SNSとコスメの関係性はさらに強くなりそうだ。