第10回化粧品産業技術展(CITE JAPAN 2021)が5月19日、神奈川県のパシフィコ横浜において開幕した。21日までの3日間化粧品原料、OEM/ODM、容器、機器関連といった化粧品にかかわる企業や団体がブースを構えるほか、技術発表を実施し、自社の最新原料や強みをアピールする。コロナ禍での実施ということで、入場前の手指消毒や検温を必須とするなど、感染対策を徹底する。

今回のCITE JAPANでは150社以上がブースを設置するほか、初日は七つ、2日目以降は六つの会場で各社が技術セミナーを行い、自社の原料・素材や技術を生かした化粧品製造のヒントを伝える。

また、10回の節目のとして、今回展示される製品、技術、サービスの中から、化粧品業界への貢献度や革新性、インパクトがより優れているものを選出し、表彰するするCITE JAPAN 2021アワードも行う。環境、技術の2部門で各5件、計10件の製品・技術がノミネート。会期中に来場者による投票で最終日に授賞式も執り行う。

みなとみらい線・みなとみらい駅からは屋根のついた歩道もあり、雨を避けながら会場に行くことも可能。また、会場地下には約1500台規模の公共駐車場(平日最大料金1400円)もある。