3月17日に開催されたドラッグストアショーにおいて、RFID実証実験報告会が実施された。サプライチェーンの効率化に向けて導入が検討されているRFIDは、いわゆる電子タグによるID管理システム。サプライチェーンにおいては商品や段ボール、オリコンなどに貼付することで入出荷の効率化や盗難防止などに有用であることからその導入が検討され、業界全体でコスト削減と時間の短縮が図れることから、製・配・販それぞれが大きなメリットを享受できると期待されている。日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)では、3年前のドラッグストアショーにおいて、経済産業省と導入の共同宣言をしている。

今回の報告会においては、経産省商務情報政策局・サービスグループ商品・流通政策課の久保田倫生課長補佐、JACDS業界システム化推進委員会の亀ヶ谷博之副委員長、ウエルシア薬局商品本部の西野利明物流部長、ツルハホールディングス情報システム本部の松山義政本部付部長、PALTACの三木田雅和研究開発本部長が出席し、パネルディスカッションを行い、実証実験によるメリット・デメリットと今後の課題を共有した。

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