フマキラーは、食品添加物アルコール製剤「食品用アルコール除菌フードキーパー」(300ミリリットル・820円〈希望小売価格〉、つけかけ用720円〈同〉)を10月30日から全国のドラッグストア、ホームセンター、スーパーなどで順次発売する。

同商品は、食品に直接スプレーして菌の繁殖を抑制することで、食品の傷みを抑え、鮮度を長持ちさせることができるアルコールスプレーだ。100%食品成分からできているため、口に入っても安心で、スプレー後、約5分放置し乾いていれば、すぐに食すことができる。また、まな板や包丁など調理器具にも使え、幅広い細菌・ウイルスを99.99%除去し、GSE(グレープフルーツ種子抽出物)が菌の繁殖を抑えて抗菌効果を発揮し続ける。

フマキラーが実施した調査によると、「作り置きおかず」や「余った料理、余ったご飯」を保存する際に、痛みや菌が気になっている人は6割以上おり、「梅雨・夏場のお弁当(手作り)」に関しては約7割の人が気にしているという。食中毒は、夏に発生するイメージだが、病因発生別食中毒患者発生状況をみると、1年を通して食中毒は発生しており、年間を通して食中毒対策が必要であることが分かる。また、昨今のコロナ禍における衛生意識の高まりから、フマキラーは「食品用アルコール除菌フードキーパー」の発売により、生鮮食品や弁当にアルコールスプレーをするといった行為が「新しい習慣」として広がるとの考えを示している。