花王ビオレ事業部とJリーグに加盟する松本山雅FCは、2020シーズンにおけるUV事業パートナー業務提携を締結したことを2月4日に公表した。

                         松本山雅FC

過去には、花王と松本山雅FC、同チームのホームタウン長野県松本市と連携して、2018年10月のホームゲーム2試合においてスポーツ観戦時の紫外線予防を提唱するキャンペーンを実施し、各日1万個の日焼け止めクリームの試供品を試合観戦の来場者に配布した。

また19年には、3月の川崎フロンターレ戦での意識調査と紫外線対策啓発を行ったほか、5月のコンサドーレ札幌戦に日焼け止めクリーム(約1万7,000個)の配布など、継続的にPRを実施してきた。

長野県松本地域の気候は、標高が高く年間を通した日照時間が長いため、紫外線量が日本一多いとも言われている。そうしたなか、松本市では「健康寿命延伸都市」を掲げ、まちの健康づくりを推進する、紫外線予防の習慣化を呼び掛けている。

今回の提携の締結により、花王ビオレ事業部、松本山雅FC、松本市の三者によるキャンペーン等を実施し、紫外線予防対策の啓発をさらに推進していく。

具体的には、松本山雅FCホームゲームにおける啓発事業として、①来場者向け商品サンプリング②UV対策ブースでのPR③UV対策商品の販売――を実施。また、松本山雅FCユースアカデミーへのUV啓発事業として、松本山雅FCの育成組織に所属する小学生から高校生に対して、運動時における紫外線予防について啓発していく。

業務提携期間は、2021年1月31日まで。