ゲランは、2019年に誕生100周年を迎えるフレグランス「ミツコ」の記念ボトル「ミツコ オーデパルファン 100th ANNIVERSARY EDITION」(75ミリリットル・9万2500円)を11月15日に数量限定で発売する。

ミツコ オーデパルファン 100th ANNIVERSARY EDITION

1919年にジャック・ゲランの手によって創られたミツコは、初めてピーチの香りが使われた革新的なフレグランスで、フルーティーなシプレーノートが流行するきっかけともなった。当時、最先端の香りとして象徴的だったのはピーチの香りにフルーティーなアルデヒドの香りをあしらうという革新的な手法が用いられたこと。トップノートはベルガモットの香りがシトラスの爽やかさと重なり、続いて明るい名ローズとジャスミンのブーケのようなフローラルが香る。さらにスパイシーで官能的なベースとしてベチバーがウッディーな残り香を深め、アンダーグロースがシプレーの豊かな香りと溶け合う。

今回、誕生から100年の時を経て、芸術とデザインを通じてエキゾチックなジャポニズムのルーツへ回帰するとして、限定ボトルには「金箔」と「書」を採用。一つのボトルにつき10日もの日数をかけて施された金箔と著名な書家である中塚翠涛が描いた梅があしらわれた豪華で独創的なデザインとなっている。