カネボウ化粧品は、2019年9月、欧州を中心に40カ国以上で展開するスーパープレステージブランド「SENSAI」を日本に導入する。

SENSAIは1983年に誕生。日本原産の稀少な「小石丸シルク」をブランドの核として、日本製造にもこだわったモノづくりをおこなってきた。スキンケアではプロセスに沿った丁寧な日本らしい肌のお手入れ方法を、茶道から名付けた「Saho(作法)」として提案。日本の繊細な美意識や価値観が美容業界の中心とされる欧州の感性豊かなラグジュアリー層から指示されている。

今回日本に導入するにあたり、SENSAIカウンターを百貨店に設置し、日本をはじめとするアジアに向けてブランドの世界観を発信する旗艦店とするほか、2020年に予定している中国への導入に先立ち、越境ECやアジアでの免税店ビジネスもスタートさせ、日本文化への理解と関心が高く完成の豊かなお客に向けて展開していく。

SENSAIのグローバル化を加速させることで、花王グループの化粧品事業のグローバル戦略ブランド「G11」のフラッグシップとして確固たる存在感を発揮していく考えだ。