アデランスは3月1日、全国の40~70代以上の女性412人を対象に実施した「グレイヘアに関する意識調査」の結果を公表した。
「現在白髪染めを行っているか」と聞いたところ、全体で72.1%、50代・60代では約8割の人がグレイヘアを行っていると回答。また、白髪染めを行っている人に、「白髪染めをやめたいと思うか」と聞いたところ、4割の人が白髪染めをやめたいと回答した。「どちらともいえない」と答えた人を除くと、「白髪染めをやめるつもりはない」(36%)を上回る結果となった。
そうしたなか、約7割の人が「グレイヘア」を知っていると回答した。年代別でみると、60代の認知度が73.8%と最も高い結果となった。グレイヘアへの挑戦意向を尋ねたところ、約半数(47.3%)が「挑戦してみたい」「どちらかといえば挑戦してみたい」と回答しました。年代別では60代が最も高く、60代・70代ではどちらも半数を超える人がグレイヘアへ挑戦してみたいとの意向を示しました。
グレイヘアについて「挑戦してみたい」「どちらかといえば挑戦してみたい」と回答した人を対象に、その理由について尋ねたところ、「白髪染めの手間が省ける」(64.1%)を抜いて、「自然体でいられる」(66.7%)がトップになった。白髪染めの手間が省けるという効率化の側面よりも、着飾らず、ありのままの自然な自分でいられるところにグレイヘアの魅力を感じている人が多いことがわかる。