ウエラプロフェッショナルは、千葉県の舞浜アンフィシアターにおいて「トレンドビジョン2018ジャパンファイナル」を9月11日に開催。クリエイティブビジョン32組、カラービジョン18組の、ローカルステージを勝ち抜いたスタイリストが「トレンドビジョンザワールドファイナル2018」の出場をかけて技を競い合った。

会場には、日本各地からだけでなく中国、韓国、台湾、ベトナム等アジア各国から多数のスタイリストが来場。出場者の応援にも熱が入り、競技中に出場者が紹介される場面では、応援に駆けつけた仲間から大きな声援が飛んでいた。

ファイナリストの競技後、ステージに登壇したウエラプロフェッショナルの金子雅明代表は、「美容師さんが成功するためには成長するという意欲が大事。今日この場に多くの苦難を乗り越えてたどり着いた50名のファイナリストの勇姿をご来場の美容師の皆さんの成長の一助にして欲しい」とメッセージを贈った。 

審査を終え、ステージに上がったすべての審査員からは今回の総評やファイナリストへのアドバイス、ねぎらいの言葉などが贈られた。ウエラグローバルアーティストのオーブリー・ルーツ氏は、「今回のジャパンファイナルを勝ち抜いた美容師さん、来年のニューヨークファッションウィークコレクションで一緒に仕事ができるのを楽しみにしています」と語りかけた。

クリエイティブビジョンでは、ゴールドアワードにYENN(愛知県)の岸川亮さん、シルバーアワードにaimant(愛知県)の西出大祐さん、ブロンズアワードにNicole.(大阪府)の清原崇弘さんが、カラービジョンではゴールドアワードにGLAMOROUS C-LOOP UNITED(神奈川県)の大平結花さん、シルバーアワードにFAVOR(福岡県)の杉尾勇さん、ブロンズアワードにrosso(大阪府)の松井清茂さんがそれぞれ選出された。

イベントでは、SHIMAの奈良裕也氏およびスタイリストチームによるオープニングステージや、オーブリー・ルーツ氏、台湾のヘアサロンEROS HairstylingのJimmy Tsou氏とKelly Q Hung氏、Doubleの山下浩二氏、snobの吉田隆司氏らによるヘアショーも実施。来場者から大きな歓声やため息が漏れていた。