ユーグレナとグループ会社のジーンクエストは3月1日より、「生命科学×IT」の統合プラットフォーム「ユーグレナ・マイヘルス」を開始した。“未来の自分を健康にする”をブランドコンセプトに掲げ、パーソナルヘルスケアのソリューションを提供。これまでは食品や化粧品を中心に展開していたヘルスケア事業において、新領域へと参入していく。
ユーグレナ出雲充社長
このサービスを立ち上げた背景にあるのは、高齢化が進む日本では健康寿命を延ばすことが注目されており、運動・食事・睡眠などの従来のアプローチを補完する複合的なソリューションが求められていること。また、生命科学分野では、ITを駆使したバイオインフォマティクス技術が飛躍的に躍進しており、ゲノム領域における新たな研究の促進に向けて、人の健康に関するビッグデータの収集と活用が期待されている。そこで、ユーグレナによるヘルスケアサービスと、ジーンクエストが手掛ける生命科学データのプラットフォームを連携させながら、消費者サービスの実現、および生命科学分野での研究開発促進への貢献を目指すことが狙いだ。
ジーンクエスト高橋祥子代表
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