男の子の「あれ」、洗うだけじゃダメだった?ママも知らない新常識
秀和製薬株式会社“洗うだけ”では守れない 男の子の未来を変える、いま知るべきケア習慣とは?
毎日、お子さんの肌ケアをされているママも、見落としがちな場所がありませんか? 実は多くの男の子たちのデリケートゾーンには、私たちが思っている以上に「見落とされがちな」ケアが隠されているんです。
今回はそんな疑問に、秀和製薬株式会社 代表取締役社長・平山和秀(カズ博多クリニック院長・泌尿器科医)から、これまであまり語られてこなかった男の子のデリケートゾーンケアについて、なぜ今、ママが知るべきなのか、深掘りしていきたいと思います。きっと目からウロコの情報があるはずです。
なぜ、今「男の子のデリケートゾーンケア」が注目されるの?
秀和製薬 代表取締役社長・平山和秀(カズ博多クリニック院長・泌尿器科医)
――第二次性徴を過ぎても包皮が自然に剥けない場合、つまり「真性包茎」や「包皮輪狭窄型包茎」*といった状態が続く場合には、将来的に手術による治療が選択されることが多くなります。思春期以降になると、ただ洗浄するだけでは解決が難しいケースが増えてくるのです。
つまり、保護者がお子さんのデリケートゾーンケアに積極的に関われる時期は、意外と限られているということなんです。その限られた時間の中で、お子さんに正しいケア(洗浄+男の子用保湿クリームの使用)を行い、自分自身の衛生管理の大切さを伝えていくことが、将来の健康を守る上で非常に重要になってきます。
具体的にどんなケアが必要なのでしょうか?
秀和製薬 代表取締役社長・平山和秀(カズ博多クリニック院長・泌尿器科医)
――私が提唱するのは、「1分ケア」というシンプルな考え方です。これは、「無理に剥かず、愛護的に洗い、清潔に保つ」という原則に基づいています。無理に剥くことは、お子さんに痛みや傷を与え、デリケートゾーンへの恐怖心を植え付けてしまう可能性があるからです。優しく、そして継続的にケアをすることで、お子さん自身の衛生意識も自然と高まっていくはずです。
「あれ?もしかして?」見逃しがちなSOSサインと、正しいケアの必要性
秀和製薬 代表取締役社長・平山和秀(カズ博多クリニック院長・泌尿器科医)
――「洗うだけでは不十分」という話を聞いても、具体的に「何が足りないの?」と感じる方もいるかもしれませんね。それは、デリケートゾーンの皮膚が持つ特性と、それに伴うトラブルのサインを知ることで、より深く理解できます。
お子さんのデリケートゾーンに、以下のようなサインは見られませんか?
- おむつかぶれのような赤みがある
- 包皮や亀頭に炎症(赤み)が生じている
- お子さんが痒がったり、痛みを訴えたりする
これらのサインが見られた場合、まずは保湿や抗炎症成分を含むケアが基本となります。特に、皮膚のバリア機能が低下している状態は、外部からの刺激を受けやすく、炎症を起こしやすい環境にあると言えます。保湿剤を使用することで、皮膚のうるおいを保ち、バリア機能をサポートすることが大切です。
しかし、注意すべきは、亀頭包皮炎(亀頭と包皮に起こる炎症)が、必ずしも明らかな皮膚症状を伴うとは限らない点です。多くの場合、赤みや腫れが見られますが、中にはかゆみ(掻痒感)や痛みだけが生じ、見た目からは判断しにくいケースも少なくありません。お子さんが「なんかムズムズする」「ちょっと変な感じがする」と訴えても、見た目に変化がないからと見過ごしてしまうと、症状が悪化してしまう可能性もあります。症状が強い場合には、抗生剤による治療が必要になることもあります。
想像してみてください。もし、お子さんが不快感があっても、恥ずかしさから親に言えずに我慢していたとしたら?それは、とても辛いことですよね。
そのため、皮膚の状態だけを目安にするのではなく、日々の丁寧なケアと清潔管理を継続することが、これらのトラブルの予防と早期対応の鍵となります。保湿クリームは、単に洗うだけでなく、デリケートな皮膚を優しく保護し、健やかな状態を保つためのサポートをしてくれるのです。これは、見えないところで起こる小さな火種を、未然に防ぐようなものだと言えるでしょう。
ママが知るべき「包茎」の正しい知識と、その先にある未来
秀和製薬 代表取締役社長・平山和秀(カズ博多クリニック院長・泌尿器科医)
――「包茎」という言葉を聞くと、ドキッとするママもいるかもしれません。漠然とした不安を感じたり、「うちの子は大丈夫かしら」と心配になったりする方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、この「包茎」に対する正しい知識を持つことが、何よりも大切なんです。
まず知っておいていただきたいのは、生まれたばかりの男の子のほとんどは「生理的包茎」であるということです。これは成長とともに自然に剥けていくのが一般的で、「包茎=悪いこと」というわけではありません。しかし、先ほどもお話ししたように、第二次性徴を過ぎても包皮が自然に剥けない場合、つまり「真性包茎」や「包皮輪狭窄型包茎」*といった状態が続く場合には、洗浄だけでは解決が難しく、将来的に手術が選択肢になることもあります。
この「包茎に対する正しい知識」を得ることも大切だと考えています。そして、男の子のデリケートゾーンケアを、特別なことではなく、日常のスキンケアとして定着させていきたいですね。
デリケートゾーンケアを日常のスキンケアとして定着させることは、お子さんが自分の身体に意識を向け、健康管理への関心を高めるきっかけになります。これは、幼い頃からの「セルフケア能力」を育むことにも繋がります。自分で自分の身体を清潔に保ち、健康な状態を維持する。この習慣は、一生涯にわたる財産となるでしょう。
今日から、お子さんの「大切な場所」に、もう少し意識を向けてみませんか?その小さな一歩が、きっとお子さんの大きな未来につながるはずです。
*包皮輪狭窄型包茎:仮性包茎の一種で『通常時は包皮を剥いて亀頭をスムーズに(もしくはなんとか)露出できるものの、勃起時は締め付けが強く剥けない、もしくは剥きにくい』状態。
秀和製薬株式会社では、性に関する正しい知識を広めるために、取材・セミナー・講演・育児イベント等への協力にも積極的に対応しています。
対応可能なテーマ例:
- 泌尿器科医による専門的な性・排尿・性機能の解説
- 子どもの性教育や男の子のデリケートゾーンケアの基礎
- パートナー間の性の悩みと向き合い方
- ママ・パパ世代の性にまつわる相談対応・カウンセリング的視点
男の子の健康と未来、そして家庭の“性の対話”を支える文化をつくる一歩として、今後も様々な形で発信してまいります。お気軽にお問い合わせください。
■会社概要
会社名:秀和製薬株式会社
代表取締役:平山和秀
設立:2024年
所在地:東京都千代田区九段南3-2-3 MGビル千鳥ヶ淵
公式サイト:https://kaz-hakata-clinic.jp/boy/
公式X:https://x.com/kireinimuketane
■本件に関するお問い合わせ先
秀和製薬株式会社 広報
E-mail:kiremuke@kaz-hakata-clinic.jp
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