日本では、「中国は、不動産不況が続き、経済の足を引っ張っている」と報道されることが多いが、正確には、不況というより、かつての日本同様、不動産バブルが崩壊したということだ。ただ違いは、日本ではバブル崩壊したあと、「失われた20年」と言われたほどのゼロ成長の時代が続いたが、中国は、世界で比較しても高い4〜5%台のGDP成長率が続いている。

中国は、鄧小平氏が実権を握ったことで、改革開放の社会主義市場経済に移行した。ただし、社会主義独自の市場経済があったわけではない。実態は、日本も含めた西側諸国の市場経済のシステムを、中国の社会主義政治体制に「結合」したものであった。となると、結合によるプラス面はあるが、マイナス面も引きずってしまった。

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