フジシンは6月9日、「JAPAN CUP HAIR DESIGN CONTEST 2026」を開催した。同コンテストは、再現性の高いスタイルを顧客に提供するため、美容師の技術力、デザイン力、感性を引き上げる場として、フジシングループ名誉会長の遠藤徳次氏が創設したもの。今年は「自己表現に、許可はいらない。」をテーマに掲げ、自分らしさや個性を最大限に生かしたクリエイティブな作品が披露された。

「自己表現に、許可はいらない。」のテーマにふさわしいさまざまなデザインで競い合った

今大会では、従来のモデル部門、ウイッグ部門に加え、美容学校生を対象とした学生ウイッグ部門、学生ワインディング部門を実施。フォト部門も含め、サロンワークで培った技術と感性、若手の可能性を発信する場となった。モデル部門では、技術やデザイン性、クリエイティビティに加え、似合わせ、ファッション、メイクとのトータルバランスが審査のポイントとなり、ランウェイステージでも各作品の世界観が表現された。

主催者あいさつに立ったフジシンの遠藤一徳社長は、同社が今年70周年を迎えたことに触れ、「長い間、皆さまと共に育つ〝共育〟を大切にしてきた。ジャパンカップもその一環として続けている」と述べた。さらに、今年の活動テーマである「グロースマインドセット」について、「努力や学習によって、いつからでも、どこからでも能力や資質は伸ばすことができるという前向きな考え方」と説明。「皆さまの日頃の努力が、この大会で報われる場になれば幸いだ。今日のジャパンカップで努力が花開くことを祈念する」と参加者にエールを送った。

審査の結果、各受賞者は以下の通り。モデル部門は、グランプリがHank.の吉田愛氏、準グランプリがBe2 by KENJEの原田京氏、3位がappiisの宮崎雅美氏。ウイッグ部門は、グランプリがAshの辻あき子氏、準グランプリがGem Hair Studioの姉崎貴彦氏、3位がKENJE FACE。の高杉玲央菜氏。フォト部門は、グランプリがeLの鈴木建太氏、準グランプリがLondの山野俊貴氏。学生ウイッグ部門は、グランプリが東京ビューティーアート専門学校の佐藤愛莉氏、準グランプリが広島ビューティー&ブライダル専門学校の播田幸氏、3位が福岡ビューティーアート専門学校の日髙全次郎氏。学生ワインディング部門は、グランプリがハリウッドワールド美容専門学校の稲福妃咲氏、準グランプリが同校の上木原彩羽氏となった。

月刊『国際商業』2026年08月号掲載