中国では、11月11日を「独身の日」としている。1ばかり並ぶ日で、1は一人ということで、独身の日になった。もともとは、この日、独身者たちが思い思いにパーティをしていた。これに目をつけたアリババが、2009年から、当初は、独身者向けのショッピングデー「独身の日」セールを開催するようになった。次第に大規模になり、期間も月初めからの1週間以上になり、階層に関係なく購入者が増え、すべてネット販売で、開催中の流通総額は、楽天市場の年間売り上げの5倍以上に上る。

かつての日本での中国人による爆買いと変わらぬ様相を呈していたということだ。爆買いの一番の人気商品は、温水洗浄便座、けっこう高額商品だった。そして多くの人たちが炊飯器を購入した。爆買いをしなくなったのは、今は、中国国内で、同様の価格、いやそれ以下の価格で手に入るようになったからだ。ただし、サプリメント、化粧品は、日本製のほうがいいと、今も日本製を買い求めている。

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