タカラベルモントは10月1日付の組織改編および担当役員を発表した。詳細は以下のとおり。

【1.組織改編の目的】
同社は「ものづくり企業」としての責務を果たすべく、パーパス「美しい人生を、かなえよう。」のもと、持続可能な社会の実現を目指している。そのため、サステナビリティの視点を事業に組み込み、実践することが重要である。今回の組織改編は、各部門の目的と責任範囲を明確化し、「VISION2028」の実現に向けた成長戦略を加速することを目的としている。

【2.組織改編の内容】
機能別に4本部(営業本部/生産本部/開発本部/管理本部)を新設
各本部に、本部全体を統括する本部長制を導入
現行5事業部(理美容事業部/化粧品事業部/デンタル事業部/メディカル事業部/グローバル事業部)は営業本部として再編。
生産工場・物流部門・化粧品品質保証部は、生産本部に再編。ただし、化粧品品質保証部内の知的財産・容器開発は開発本部に再編。
化粧品研究開発部・医療開発企画室は開発本部に再編。
グローバル法規制MS管理部・医療機器薬機室は、管理本部に再編する。

【3.組織構成と機能】
営業本部:顧客ニーズの徹底的な分析・把握を通じて、顧客満足度の向上と売上拡大に貢献する販売機能
生産本部:ものづくり企業としての競争力を強化し、生産性および品質の向上を迅速に実現する生産管理機能
開発本部:事業領域における製品・サービス開発に加え、次世代のイノベーションの創出を担う開発機能
管理本部:人材・設備・財務・知的財産などの経営資源最適化を図り、全社的な業務運営の支援機能

【4.本部制改編による担当本部長について】
▽代表取締役会長兼社長 営業本部長 吉川 秀隆▽専務取締役 生産本部長 吉川 朋秀▽常務取締役 管理本部長 冨谷 明宣▽取締役 営業副本部長 石黒 昇▽執行役員 開発本部長 水谷 元
なお、専務取締役の秋末 浩氏は、管理本部内のGB法規制MS管理部並びに医療機器薬機室を担当する。