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日光ケミカルズは、精油、香料といった油溶性の香り成分の可溶化を目的に開発した100%ナチュラルな可溶化剤「NIKKOL NIKKOSOLVE®（ニコソルブ）」シリーズの提供を2024年12月から開始。消費者の生活の一部になりつつある、香りのあるライフスタイル提案を可能にする化粧品の新たな価値創造につなげたい考えだ。
可溶化剤は、一般に水溶性基剤の中に油溶性の原料を透明かつ均一に溶かし込む目的で使用される成分。現在汎用されている可溶化剤は、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルといった石油由来の、いわゆるPEG系と呼ばれるものが主流。安価で可溶化力に優れているため、化粧品に広く用いられている。ただ、近年では商品に記載されている成分を見て購入を決める消費者が増えており、石油由来成分を避ける傾向もある。環境や消費者心理に寄り添った可溶化剤の開発が望まれていた。
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