I-neは2024年11月11日、運営する企業情報を発信するウェブサイト「I-neコーポレートサイト」が、公益社団法人日本アドバタイザーズ協会デジタルマーケティング研究機構が主催する第12回Webグランプリの企業グランプリ部門「企業コーポレートサイト賞」のグランプリを受賞した。昨年のBOTANISTのサステナビリティサイト「FOR A SUSTAINABLE FUTURE」の「企業BtoCサイト賞」に引き続き、2年連続でグランプリ受賞となった。
Webグランプリは、デジタル社会の発展に貢献してきた「人」と「サイト」を表彰するために設立。現在、ウェブサイトは社会にとって欠かすことのできないメディアになった。特に、ソーシャルネットワークが大きな影響力を持つ昨今では、さまざまな情報のソースとしても重要性がいっそう高まっており、多くの人々がその運営に地道な努力を捧げています。この「Webグランプリ」は、ウェブサイトの健全な発展をめざすとともに、〝ウェブ関係者のウェブ関係者によるウェブ関係者のための賞〟として優れた功績を残した企業および人物を顕彰し、その労と成果を讃えることを趣旨としている。
表彰部門は「Web人部門」と「企業グランプリ部門」の大きく二つ。「企業グランプリ部門」では企業にスポットを当て、2024年は企業73社、84サイトが参加。参加企業による相互審査と公募から選出された計282人の審査委員による審査を経て、I-neが運営する企業情報を発信するウェブサイト「I-neコーポレートサイト」が企業コーポレートサイト賞のグランプリに選出。「企業グランプリ部門」はこれまでの企業ウェブ・グランプリに相当し、各企業のウェブ担当者同士の研鑽により制作・構築された、見本とすべき「ウェブサイト」に授与される。
I-neコーポレートサイトのこだわりのポイントは三つ。
一つ目は幸せの連鎖の表現。サイト全体で大事にしたのは、「力強い印象をデザインに落とし込むこと」だ。撮影においても”日常”を切り取ることを心がけ、自然光を生かしコントラストの効いた力強さを感じさせながらも抜け感のあるトーンを目指した。また、家族や友人と過ごす何気ないシーン、社員の力強さを感じるシーンなど、ライティングの作り込みや演技なしのリアルな撮影にチャレンジしている。そして、それらのシーン一つ一つが集まり、3Dを用いた立体的な輪になってループすることで、幸せの連鎖が溢れる社会の実現を視覚的に表現している。
二つ目は各コンテンツへの導線設計。コンテンツが増えるにつれて、IR情報やサステナビリティに関する情報へのアクセスが複雑化していたため、リニューアル時にコンテンツへの導線を再設計し、ユーザーが必要な情報に簡単にアクセスできるようにした。直感的で分かりやすいナビゲーションを実現し、ユーザーエクスペリエンスの向上を図っている。
三つ目は採用コンテンツの充実。社員の日常や仕事ぶりをリアルに伝えるため、実際の仕事風景や私生活を切り取った撮影を行った。また、社員インタビューを刷新し、対談形式を取り入れることで、入社後の働くイメージをより具体的に描けるようにした。これにより、I-neで働くことの魅力やリアルな姿を感じ取れるようなコンテンツを提供している。
以下はI-neの受賞コメント。
「I-neは、『BOTANIST』『SALONIA』『YOLU』など多数のブランドを展開しています。全てのブランド活動を通じて、そして企業として、人や社会、そして地球を美しくするためのアクションや社会活動を革新的な方法で実施することをめざしています。また商品をきっかけに、お客様、お取引先様、社員とそのご家族、さらには社会や地球全体に対して、幸せの連鎖を創出し、サステナブルな世界の実現に挑戦し続けており、私たちの想いをデザインやサイト構成に反映し、そのビジョンを具現化したコーポレートサイトをめざしました。I-neには80名以上のインハウスクリエイティターが在籍しており、プロダクトにおいても日々企画開発・マーケティング・販売部門などの各部門とクリエイティブ担当が直接対話しながらデザインのPDCAをスピーディに行っています。サイト制作においても、インハウスならではのリアルな社内風景の切り取り、経営理念など社員ひとりひとりが強く意識しているフィロソフィーの言語化が、I-neらしいコーポレートサイトの実現および今回の受賞につながったものと考えています。全て今回のために撮り下ろした写真や、MISSIONを表現した動きを楽しみながら、本サイトをご覧ください。」