シュワルツコフ プロフェッショナルは、サロンブランド「FIBREPLEX(ファイバープレックス)」から、ブリーチ・ハイトーン毛を保護・強化できるホームケアアイテム「ファイバープレックス ボンド シャンプー」(250ミリリットル・3300円)と「ファイバープレックス ボンド トリートメント」(250グラム・3960円)を6月21日より発売する。

新製品の発売に先立ち、5月29日にOMOTESANDO MUSEUMで発表会を開催。登壇したヘンケルコンシューマーブランドシュワルツコフプロフェッショナル兼資生堂プロフェッショナルマーケティング本部の井原和之本部長は、「シュワルツコフプロフェッショナルはドイツを拠点として、120年以上の長い歴史を持つプロフェッショナルブランド。2022年7月には資生堂プロフェッショナルがヘンケルグループに加わり、両ブランドの知見を融合した革新的な商品・サービスの開発を目指しています。その開発拠点として、23年3月に約4億円の資金を投じてジャパンビューティ―イノベーションハブをオープンした。40人の研究員を含む約100人の国際的なスタッフが研究開発を進めています。シュワルツコフプロフェッショナルと資生堂プロフェッショナルの知見を初めて融合したのが今回の新製品です」と紹介した。

ヘンケルコンシューマーブランドマーケティング部カラー/パーマグループの山本麻紀子シニアブランドマネージャーは近年のブリーチ市場について解説。「プロフェッショナル業界におけるブリーチ市場は直近3年で約2倍に成長しています。好調の要因は、薬剤の進化によりダメージケアをしながらのブリーチが可能になったから。また、幅広い年代のお客さまがブリーチを楽しんでくださるようになり、ブリーチが一時的なトレンドから定番化してきています。それに伴いケアニーズも高まっており、サロンでのシャンプー購入金額も増加しています」と説明した。

新製品には髪を“保護・強化する”という発想から生まれた毛髪強化システム「ファイバーボンドテクノロジー」を搭載。さらに内部から髪の保水を促す「SPモイスチャライジングコンプレックス」を配合した。「自宅でサロン級のダメージケアができ、使うたびに毛髪を保護強化しながら補修します。また、引っかからずに洗い乾かすことができることも特徴です。しっかりと髪を保湿し、軽いままでまとまる髪を実現できます」(山本シニアブランドマネージャー)。

発表会の後半では、スペシャルゲストとしてアーティストのMatt Roseと美容クリエイターのZutti Mattiaが登壇しトークを展開した。ブリーチの魅力については「透明感が表現できて個性が出せる。ファッションやメイクの振り幅が広がる」(Matt)、「ハイトーンにするほど挑戦する人が少なくなるので、唯一無二なヘアスタイルがつくれる」(Zutti)と指摘。新製品を使用した感想を問われると、「香りが本当に良い。ドライした後にしっとり感やつやが出て、芯まで密度の濃い髪に仕上がる」(Zutti)、「引っかからなくて、指通りがとても良い。汚れを落としながらケアができる」(Matt)と語った。

月刊『国際商業』2024年08月号掲載