アメリカは社会主義の国になってしまったようだ。逆に中国が資本主義の国になったということかな、との評価が、苦笑いをしながらだが、中国ではされている。4月4日から、5日間訪中したイエレンアメリカ財務長官は記者会見で、「中国製品の輸出増加は、過剰生産によるもので問題だ」と中国を批判した。経済競争とは、いかに安くていいものを作れるかにかかっているのではないか。これは中国が西側から学んだ資本主義の競争原理である。それなのに、生産を規制しろというのは、まさに社会主義的な発想ではないか、というわけだ。

確かに中国の太陽光パネル、電気自動車(EV)などの輸出が昨年4割以上伸びた。中国政府が、生産に携わる新興産業に対し、最初の段階では指導・支援をしたからだ。

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