「未来の常識を創り出し、人々の生活を変えていく」をグループ理念に掲げ、全国に 3400 店舗超のドラッグストア・調剤薬局を展開するマツキヨココカラ&カンパニーは、プライベートブランド「matsukiyo」をアジア圏出店国のニーズに合わせたプライベートブランド(以下ローカライズ PB)として展開。ローカライズ PBの第1弾として台湾で医薬品7商品を順次販売する。

プライベートブランド「matsukiyo」は、2020年3月よりアジア圏出店国共通のトレンドを取り入れたグローバルPBの販売を開始し、紫外線や大気汚染などの外的要因に悩むアジアマーケットを中心に、フェイスマスクやUVジェルなどを展開してきた。23年4月に登場した「matsukiyo ポリュバリア フェイシャルタオル」は、販売開始から9カ月で累計販売個数14万個を突破し、国内外の多くの好評を得ている。

その中で、海外店舗数の拡大に伴い、アジア圏出店国のお客の要望に寄り添い各地域のトレンドやニーズを取り入れた「ローカライズ PB」の開発を開始するにいたった。

今回、台湾市場での医薬品需要の高まりを受けて、台湾の医薬品規制をクリアしている現地の製造メーカーとタッグを組み、台湾にフォーカスしたローカライズ PBを開発。

より幅広い年齢層のお客の要望に寄り添った商品が提供できるよう、鎮痛剤も3種類展開するなど、ニーズに合わせた商品を開発。また、台湾においては日本の医薬品は人気が高いため、日本で販売している「matsukiyo」ブランドに色味やパッケージを寄せ、日本語と英語の表記を組み合わせるなど、日本の店舗で手に取っていただいたことがある人には、「matsukiyo」とわかりやすいデザインを採用している。

今後も同社は、各地域のニーズに対応した商品を開発していく考えだ。