近年、日本でも〝CBD〟という文字をよく目にするようになった。CBDとは、大麻草由来の天然成分「カンナビジオール（CBD）」、あるいはその成分を配合した製品のことだ。テトラヒドロカンナビノール（THC）といった麻薬として知られる成分とは全く別物で、炎症を和らげる、睡眠の質向上、不安の軽減、イライラの解消などの作用が知られている。
2017年には世界保健機構（WHO）が、CBDには向精神作用や乱用を示唆するような作用は認められなかったとして、THCなどの大麻草成分とは異なるという見解を公表したこともあり、欧米をはじめとした海外では急成長を遂げている市場だ。
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