花王は9月30日、従来の疲労回復だけではない、新しい発想の入浴体験を提案する「バブ あふれるのはきっと、お湯だけじゃない」を新発売する。情報過多な現代だからこそ、“なにもしない、を、あえてやる”「余白時間」を入浴時に求めている若年層の実態に着目。同商品は、約10分間継続する炭酸泡の音や心地よい香りといった、ゆったりとした感覚に身をゆだねることで、ノイズとなる様々な情報をシャットアウトする “没入入浴”を促す。
これにより生まれた「余白時間」によって、自身からあふれだすアイディア等に喜びを感じてもらうという、新しい入浴体験を提案する。入浴剤市場で21年連続売上No.1の「バブ」は、時代のニーズに対応する新たな発想の入浴体験を提案して、さらなる事業強化と入浴剤市場の活性化に努めていく。
花王パーソナルヘルス事業部ホリスティックヘルスケアグループでは、人生100年時代、ココロ・カラダ・くらしのリズムを整え、自分らしく健やかで豊かな毎日をめざして、さまざまな商品やサービスを提供している。情報過多によるストレス社会となってきている近年、週1回以上の湯船入浴率は87%であり、そのうち、毎日入る人は65%、3日以上だと92%と高い状況が続いている。湯船入浴時間が10分以上と回答している人は全体で59%で、なかでも20代では64%と顕著に高い事がわかった。
この年代は、SNS投稿など、自己表現を行う際の新しいアイディアを生み出すために、あえてなにもしない“ぼーっとする”「余白時間」を大切にしており、入浴時間をそれに充てて長湯をする傾向にある、という実態がみられた(2022年花王調べ)。
そこで入浴時間を活用し、従来の温浴効果による疲労回復に加え、アイディア発想等に重要な、ノイズとなる情報をシャットアウトする“没入入浴”を促す入浴剤「バブ あふれるのはきっと、お湯だけじゃない」を開発。約10分間継続する炭酸泡の音に耳を澄ませながら静かに入浴することで、時間とともに揺らぐ香りと、カラダを包み込む微細な泡、じんわりとした温まりに身をゆだね、あえてなにもしない「余白時間」を楽しめる、新たな発想の入浴体験を提案する。