ノエビアグループの常盤薬品工業は、豆乳のスキンケアブランド『なめらか本舗』から、しわ改善&シミ対策のWケアができる「薬用」エイジングケアアイテムを2023年8月8日に発売する。6月15日には、オンライン発表会を開催した。

2004年に誕生した『なめらか本舗』は、19年間にわたって「なめらかな素肌美」をかなえるスキンケアとして、シリーズ累計販売個数2億個を突破した、豆乳スキンケア市場No.1のスキンケアブランドだ。

今回は、エイジングケアラインから、しわ改善&シミ対策のWケアができる本格的な「薬用」エイジングケアアイテム4品を発売。有効成分ナイアシンアミドが肌の奥まで届き、コラーゲンの産生促進とメラニンの生成を抑制。ピュアレチノールとエイジングケアに適した滋賀県産大豆「たまほまれ」を使用した豆乳発酵液で、ハリや弾力感のある肌に導く。

発表会では、製品担当の土本祐佳氏が、同社の調査において、30代以降の大人世代はしわだけでなくシミにも悩んでいることを挙げ、「成分バズり、成分買いが話題だが、新商品に配合したナイアシンアミド、レチノールは共にここ数年で注目が上がっている成分」と新製品を紹介した。

「しわ、シミのどちらもケアしたいという大人世代の二大悩みにしっかりこたえるべく、ダブルでケアできるアイテムを開発しました。使用感の良さと手に取りやすい価格で、手軽に使い続けていただけるエイジングケアアイテムが出来たと考えているので、ぜひたくさんの人に手に取っていただけたら嬉しい」(土本氏)

発表会の後半では、皮膚科医の友利新氏と、開発担当の石川博文氏がトークセッションを行った。友利氏は、なめらか本舗を注目するようになったきっかけとして「プチプラでピュアレチノールが入っていることやイソフラボンへの研究姿勢など、科学的にも検証されていること」と語り、気に入っている商品としては、マイクロ純白ミスト化粧水などのいくつかの商品を挙げた。それぞれのアイテムの開発秘話や苦労した点、こだわりなどを石川氏が解説した他、友利氏がイソフラボンという成分に対する見解を述べた。

今回の新商品は、3ステップでの重ね使いを推奨。「薬用リンクル化粧水 ホワイト」(医薬部外品・200ミリリットル・1210円)、「薬用リンクル乳液 ホワイト」(医薬部外品・150ミリリットル・1210円)、「薬用リンクルナイトクリーム ホワイト」(医薬部外品・50グラム・1210円)を基本とし、水分と油分を絶妙なバランスで配合した化粧水・乳液でうるおいを与え、ナイトクリームが寝ている間もうるおいを守る。

また、目元悩みをさらにケアしたい人に向けて、「薬用リンクルアイクリーム ホワイト」(医薬部外品・20グラム・1100円)によるスペシャルケアも提唱。密着ハリ感ポリマーを配合した同アイテムは、塗ってすぐにハリ感を実感できるとともに、セラミド配合の濃厚なクリームが一晩中肌に密着。うるおいを守り、透明感のある目元に導く。

月刊『国際商業』2023年08月号掲載