花王は4月3日、東京・すみだ事業場にて、2023年度花王グループ新入社員合同入社式「WelcomeDay」を開催し、グループ各社に計186名が入社した。当日は、会場に集まった新入社員たちを歓迎するとともに、今後の活躍に向けたエールを届けた。

長谷部佳宏社長 Welcomeメッセージ「自分らしさを大切に、ひたむきに挑戦を」

「みなさん、入社おめでとうございます。私から、新入社員のみなさんに、お伝えしたいことが三つあります。一つ目は、『仕事を楽しむこと』。誰かに決められたものだけではなく自ら高い目標を立て、緊張感を持ちながらも達成していく時間は、とてもワクワクするものです。二つ目は、『個性を磨き上げること』。世界にひとつだけの自分自身の個性を大切にしてください。それぞれの個性を発揮し合えるときこそ、そこに強いチームワークが生まれます。三つ目は、『天祐は常に道を正して待つべし』*です。何かに没頭しひたむきに努力することで、必ずチャンスが訪れます。ぜひそのチャンスを自分の手でつかんでください。この3つのことを忘れず、みなさんのフレッシュな力で社内に新しい息吹をもたらし、プロフェッショナルとして活躍してほしいと思います。そして、これから始まる花王での社会人生活を思い切り楽しんでください」

テーマは「Let’s start a new journey」 花王での“旅”のスタートを応援

今年のテーマは、「Let’s start a new journey」。花王での社会人生活を“新入社員一人ひとりが主人公の旅”に例え、花王という舞台で共に歩む仲間とつながりながら、一人ひとりが夢へ挑戦していく始まりの日としていくプログラムを実施した。当日は、新入社員全員が「花王で挑戦したい夢や想い」をオリジナルのボードに書き起こし、宣言。新入社員の希望あふれる宣言に対し、長谷部社長から新たな旅立ちへのエールが送られた。

花王グループ社員の一員として、「もったいないを、ほっとけない。」に参加

花王は、パーパスに掲げる豊かな共生世界の実現に向けて、ESGを根幹に据えた経営に取り組んでいる。また、「ESG視点でのよきモノづくり」を生活者のみなさまにもご理解いただき、豊かな共生世界の実現に向けた歩みを共に進めることをめざし、「もったいないを、ほっとけない。」というPR活動を実施している。

花王が進めるESGの取り組みの中で、つめかえパックのリサイクルは、プラスチック包装容器循環型社会の実現に向けた、重点活動のひとつである。新入社員にも、この活動に参加してもらうため、「WelcomeDay」当日、使用済みつめかえパックを持参し、会場に設置した特設の回収ボックスに投入。このアクションを通して、新入社員も、花王グループ社員の一員として、ESG活動に参加する機会となった。