⽇光ケミカルズと⽇本サーファクタントは、持続可能な社会の実現に寄与するために「NIKKOL ECO-Friendly Policy」を策定。同時に、産業廃棄物の削減を⽬的に、製品の外装や容器損傷が軽度であり品質に問題がないと考えられる場合には出荷する「エコフレンドリー活動」を打ち出した。同活動は、「NIKKOL ECO-Friendly Policy」における活動の⼀環となる。
NIKKOL GROUPでは、「倫理的な企業活動」「気候変動に対する対策」「持続可能なリソースの活⽤」の3点をサステナビリティに関する重点課題に設定し、上位⽅針として位置付けている。
「NIKKOL ECO-Friendly Policy」の「ECO」は、「Ethical(倫理的な企業活動)」「Climate(気候変動に対する対策)」「Origin(持続可能なリソースの活⽤)」の頭⽂字から成り、それぞれ以下の考えに基づいて推進していく。
Ethical(倫理的な企業活動)
責任のある原材料の調達、社会の多様性に寄り添った事業の実現を⽬指す。倫理的かつ持続可能な社会を意識し、公正な社会の実現に努める。
Climate(気候変動に対する対策)
地球の温暖化防⽌、気候変動対策への貢献を⽬指す。気候変動に対する取り組みを通じて、⼆酸化炭素排出量の削減、廃棄物の削減等に努め、環境に関する法規制を遵守する。
Origin(持続可能なリソースの活⽤)
持続可能な資源を活⽤することで、循環型社会の実現を⽬指す。バイオテクノロジーや再⽣可能原料のさらなる活⽤を⽬指し、技術開発や製品開発に取り組む。
NIKKOL GROUP エコフレンドリー活動の背景と趣旨は下記の通り。
NIKKOL GROUPでは、1946年の創⽴以来、「安⼼・安全・安定供給」というポリシーのもと、お客様のご要望に応えるために⽇々努⼒を重ねてまいりました。おかげさまで、お客様からは「品質」について⾼い評価を頂けるようになりました。今も「ものづくり」に真摯に向き合い、特に品質には万全を期し、プライドを持って製造しています。
製造過程における管理では、運送⼯程の⼿段や条件の設定も⾏っています。原材料や輸⼊商品の各仕⼊先に対して、最適な梱包形態や積み⽅の指導徹底も実施してまいりました。
こうした管理下においても、まれに商品の輸送過程で外装や容器(⽸、ドラム、段ボールケースなど)に意図せずキズ、凹みなどが⽣じております。特に、輸⼊商品では、運送中における予想外の事象(例:荒天による本船の揺れなど)により、コンテナ内の商品が破損や荷崩れを起こす事象もあります。関係各所と協⼒し、破損品が発⽣しないよう⽇々努めておりますが、破損品を完全に無くすことは極めて難しいと考えております。
これまでは製品の外観も製品の⼀部ととらえ、キズ、凹みのあるものは破損品として廃棄しておりましたが、サステナビリティを推進する企業として、軽度な容器損傷により製品を破棄処分することは、廃棄量削減による環境負荷低減の観点から本意ではなく、これらも良品として販売させていただくことといたしました。
弊社製造のNIKKOL品については外観のキズ、凹みが軽度であり、従来の品質基準に合致するもののみを出荷・販売させていただきます。また、輸⼊品につきましても同様に判断し、出荷・販売の取り扱いとさせていただきます。
つきましてはお客様におかれましても、ご賢察の上、合格品としてお受け⼊れくださいますようお願い申し上げます。