数々のヒット商品を生み出しブランドの思想が浸透
花王のプレステージブランド「KANEBO」が新たなステージに向け動き出した。2020年のリブランディング以降、美ではなく、「希望」を発信し続けるブランドとして共感の輪が広がり、22年は数々のヒット商品を創出。売上高は前年比134%と目を見張るほどの成長を遂げている。その勢いをそのままに23年1月、ブランドコミュニケーションのメッセージを「希望よ、動き出せ。」から新たなるメッセージ「希望よ、超えてゆけ。」をテーマに希望を発信。美に対するバイアスや、こうあるべきという固定観念に縛られることなく、一人一人が自分の気持ちや、ありたい自分の姿をもとに自由に自己表現していく。そのような時代と市場を切り開くブランドとして、新たなチャレンジを始めている。
「共感度が高まりブランド力が付いてきた」。木津裕美KANEBOブランドマネジャーの言葉を象徴するように、コロナ禍で市場が苦戦するなか、ファンデーションとポイントメイクがそれぞれ182%、177%と絶好調に推移。併せて数々のヒット商品も生まれている。中でも高い伸びを示したのが20年10月発売の朝クリーム「クリーム イン デイ」、22年3月発売のUV美容液「ヴェイル オブ デイ」、22年9月発売のファンデーション「c」。いずれもプレステージブランド市場のカテゴリー・セグメントでトップシェアを獲得している。
2022年は数々のヒット商品が生まれている
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