ホーユープロフェッショナルカンパニーは、 2023 年トレンドヘアカラー&ヘアスタイル予測を発表した。髪のプロである人気ヘアスタイリスト谷口翠彩さんによる、リアルな声を元にヘアカラーやヘアスタイルを選出した。

谷口翠彩 (タニグチ ミドリ) 美容師・ヘアメイク

2009年、「k-two」に入社。 サロンワークと共に、

へアメイクアップアーティストとしてもフリーで本格的に活動中。

 

谷口さんが選ぶ2023 年のトレンドヘアカラーのポイントは“肌映え”。「肌に溶け込むニュートラルカラー」と予測。髪や肌ツヤが綺麗に見える=肌に溶け込むヘアカラーの注目が高まっている。以前は、コロナ禍による出社回数の減少により、インナーカラーや派手色のヘアカラーが注目されていたが、昨今はパーソナルカラーを気にする人が増え、自分の肌に合うヘアカラーを選ぶ人が増える傾向にある。また最近はエッジが効いたデザインの服や色物メイクを楽しむ一方で、全体のバランスをとるために髪は落ち着いたヘアカラーを選ぶことが主流になりつつあるという。

パーソナルカラー別のおすすめの”肌に溶け込むニュートラルカラーでは、イエローベース肌の人にはニュートラルなブラウンがおすすめだ。ほんのり色味を入れる場合は、ラベンダーやパープルを選ぶと、髪と肌をより綺麗に見せてくれる。ブルーベース肌の人におすすめのニュートラルカラーは、アッシュ系ベージュやグレー系ベージュ。青みが強すぎると肌色が沈んでみえてしまうため、ベージュをベースにしたブルベ寄りのカラーが映える。

また、23年トレンドヘアスタイルでは、オンオフ兼用 2WAY スタイルを推奨する。ミディアムヘアの軽めレイヤースタイルで、巻かなくても毛先に動きが出やすい鎖骨下の長さのミディアムヘアがトレンドになりそうだ。人気の韓国風ヘアの重めレイヤースタイルよりも、もう少し軽めにしたレイヤーが流行る予想。スタイリング方法としては、髪をきれいにみせることへの意識が高いため、ツヤ感やほどよい束感、柔らかく動く毛流れがポイントになる。また顔周りに変化をつけることができる2way バンクは引き継ぎ人気となりそう。平日と休日のシーン別や、その日の自分自身の気分に合わせて変化することができる、顔周りのヘアスタイルがおすすめだ。