コロナを経て、働き方がより多様化しているのに伴い、企業の服務規程なども緩やかになっている。サービス業などではヘアカラーに関する規定が厳しく定められていたが、今では求人の際にそうした文言は見られなくなった。その流れはネイルにも来ている。デザインも多様化し、オフィスシーンでの使用も見られるようになり、徐々に浸透。市場を盛り上げるチャンスだ。一方、男性も自身の美に投資する機会は着実に増えており、その手段も広がっている。そうした背景の中で、ホットペッパービューティーアカデミーは男女のネイルに関する意識・実態調査を実施した。コロナを経て拡大する興味・需要をどう取り込むか。調査結果からの学びは多いはずだ。
コロナ禍を経て多様化が進む女性のオフィスネイル
20〜49歳のオフィス勤務女性2000人を対象に「オフィスネイルに関する意識・実態調査」を実施しました。オフィスネイルとしたのは市場性が期待できるからです。例えば、会社員、学生、専業主婦で利用率や1回あたり利用金額を比較すると、利用率では学生の10.9%、専業主婦の6.3%に対して会社員が13.3%、1回あたり利用金額でも学生の5025円、専業主婦の5586円に対して会社員は5768円と高くあがっています。働いているため可処分所得も多いということもありますが、他者と接点を持つ機会が多いことも他と比べて高くなる理由と考えられます。
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