コーセーは、「雪肌精」の高付加価値シリーズ「雪肌精 みやび」から、植物由来成分をはじめとした美容成分35種を配合したエイジングケアクリーム「雪肌精 みやび クリーム ネクタル」(50グラム・5万5000円〈参考小売価格〉)を10月1日、国内外の一部百貨店と免税店で発売する。

コロナ禍による“巣ごもり消費”の拡大を背景に、自分自身を磨く美容分野への投資意欲の高まりが顕著で、スキンケア化粧品市場においても廉価な商品と高効能商品の二極化が進んだ。高価格帯においては、確実で高い効果感を求め、投資をおしまない消費者が増えている。

一方、急成長する中国市場においても、より高い効果感や使用時の満足感、贅沢感へのニーズの高まりに伴い、高付加価値・高価格のスキンケア市場が拡大。中国市場では、日本と比較して気候などの違いからクリームの使用率が高く、夜に加え朝にも使用し、美白や保湿、エイジングケアなど、さまざまな効果を期待して使い分ける消費者が多い点も特徴だ。

そうした中、「雪肌精 みやび」は、マス市場で人気の「雪肌精」にエイジングケアを加えた高付加価値シリーズとして2016年に誕生。現在、日本・アジアの百貨店を中心に、「雪肌精」ブランドにおける最高級ラインとなる「アルティメイトライン」と、エントリーラインである「アクティライズライン」から構成されるスキンケア、ベースメイク、サンケアを展開している。

雪肌精ならではの「透明感をかなえたい」というニーズを満たしながら、さらにエイジングケアもできるとして、多くのお客から支持を得ている。

今回発売する「雪肌精 みやび クリーム ネクタル」は、アルティメイトライン共通成分で乾燥によるくすみなどの肌悩みにアプローチする「ハトムギR2」や、「穿芯蓮(せんしんれん)エキス」をはじめとする美容成分35種を配合したエイジングケアクリーム。寝る前のお手入れの最後に使用することで、ふっくらとしたハリとツヤ、うるおいのある透明感あふれる肌へ導く。

これまでにない保護膜感を感じるバームのようなコクのあるテクスチャーを実現するため、こだわりの2種類のワックスを配合。さらに、保湿成分である「ハトムギ種子水」を処方中最も高配合するほか、保湿成分「ジグリセリン」をコーセーのクリームにおいて最大量配合。これにより、肌にうるおいを与え、明るさに満ちた印象の肌に導く。また、お手入れの効果をひきたてる天然アロマオイル配合の心地よい香りも特長の一つだ。

容器のデザインは、古くから浮世絵などのモチーフにされることが多い「月夜に松のある景観」からインスピレーションを受け、松模様が月の光を受けて柔らかく輝いている様子を「雪肌精 みやび」の世界観に落とし込み、最高峰のクリームがかなえる肌の輝きを重ね合わせ、立体的な模様にした。