花王は、5月12日の「看護の日」に合わせ、全国の医療機関計100カ所、看護師1万人(1医院につき100セット)を対象に、「キュレル」製品を無償で提供したと発表した。

「キュレル」は、乾燥性敏感肌を考えて誕生したブランドで、セラミドの働きに着目した、フェイス・ボディ・頭皮ヘアなどのケア製品を展開している。今回、看護の日制定の趣旨に共感し、医療の最前線で働く看護師に、感謝の気持ちと、心安らぐ時間を過ごしてもらいたいと願い、「キュレル ハンドクリーム」(医薬部外品・50グラム)など3製品1万セットを100カ所の医療機関に提供するに至った。

提供製品3品。左から、「キュレル ハンドクリーム」「キュレルローション」「キュレル 潤浸保湿 モイストリペアシートマスク」

2021年に花王は、医療機関へ「キュレル」製品の提供を実施しており、「医療現場へのお気遣いが嬉しく、多くの支援の輪が広がればと思いました」など好評の声が届いたという。一方で、製品を提供した医療従事者から「日々アルコール消毒を行って手荒れしがちなので手荒れを防ぐケアがしたい」という声が多かったことから、今回はハンドクリームを中心に提供製品を選定した。

なお、看護の日とは、近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日(5月12日)にちなみ、旧厚生労働省が1990年に制定した記念日のこと。老若男女を問わず誰もが看護の心、ケアの心、助け合いの心を分かち合えるきっかけとなることを目的として制定された。